くま子の思うところ

観劇録中心。良いか悪いかではなく、私が好きかそうじゃないか。

私について

今、同時進行で3つ投稿を下書きしている。

こうして短期間にいくつもポストするとすぐ息切れがきて続かないことは分かっている。

けれど、何か書きたくて始めたブログなので。

 

私、くま子について簡単に書いておきたい。

私は演劇鑑賞が趣味のオタクである。

ここで言う「オタク」はどちらかというと「オタク気質」そのもののことを指す。収集癖があったり、気になる事象があるとなりたちを調べずにはいられなかったり、生まれてこのかたずっとオタク気質。

なので、ブログはなるべく淡白に書きたいのだけど、すぐオタク構文が滲み出てしまうと思う。

そういう易きに流れがちな自分の癖を治す機会にもなればいいな。

 

私の触れてきた演劇

というか界隈について。

いわゆる若手俳優が活躍する舞台を中心に観劇している。

観劇ペースはコロナ前だと、ざっとならして週に2回。界隈の平均より少ない方?

もちろん気に入った作品をマチソワしたり、遠征したり、全通したりで回数が増えているので鑑賞作品数となるとぐっと減る。

20年は劇場に足を運ぶ事自体が難しかったけど、21年は少し持ち直してなんだかんだ週に1回くらいのペースで観劇していた。

 

若手俳優界隈の主戦場は2.5次元系の作品だと思うけど、漫画・アニメ・ゲームいずれにも明るくないせいであまり守備範囲ではない。メジャータイトルも未鑑賞のままの作品が多い。テニミュNARUTOは劇場で見たことがない。機会があれば生で見てみたい、とも思うけど多分自分の傾向的にハマらないと思う。

グランドミュージカルもメジャータイトルになればなるほど縁遠い。いつか見たいなぁと思って歌だけ知っている作品がたくさんある。

じゃあ何を見てきたんだと言われそうだけど、あえてカテゴライズするならメジャーじゃない2.5作品やオリジナルミュージカルや小劇場作品が多い。ミュージカルコンサート系も少し。

 

若手俳優以外だと、四季はこれまでで4〜5回。自力で取ったチケットもあるし、友達に誘われて行ったこともある。

歌舞伎はここ5年くらい年に2回見に行っている。「歌舞伎を見る自分が好き」みたいなところは正直ある。能、狂言文楽一通り見たけど、年中どこかしらで公演している気安さとチケットの取りやすさから今は歌舞伎に落ち着いた。

宝塚は見たことない。後学のために一度行ってみたいけど、演劇に興味ない一般人が社会勉強として…と言うのと、仮にも演劇鑑賞を趣味と言っている奴が(ハマるつもりはないですが比較対象として見に来ました)と宣うのでは訳が違うし、後者は失礼すぎる。という言い訳でここまでずるずるきてしまった。誰に報告する訳でもないのに。いつか見ます。

 

好きな作品の傾向と向き合い方

  • ハッピーエンドが好き。

絶対ハッピーエンドがいい訳じゃないし、制作サイドがハッピーだと思ったんだろう終わり方が私にとってはアンハッピーだったことも多々ある。ただ、物語のスタートより少しだけでも登場人物みんなが幸せになって終わる話が好き。

  • ミュージカルが好き。

ストレートも見るけど、ミュージカルの方が良い歌聞いたな〜という満足感で「許せる」範囲が広い。何が「許せる」かは次項。

  • 説教くさくなく、ほのかに制作側の意図が感じられる。

解釈は観客に委ねました、の塩梅がうまい作品が好き。1ミリも観客に自由度のない作品や逆に制作サイドのポリシーが感じられない作品には(これを見て私にどうしろって言うんだろう…)と思ってしまう。この、制作サイドのポリシーの一つとして「とにかく良い歌を聞かせたかった」がカウントできてしまうので、私の中でミュージカルの方が総じて満足度が高い、気がする。

  • 予習/事前知識がなくてもそれなりに楽しめるものが好き。

2.5系見る時一番ネックになるやつ。私が怠惰なせいで、原作30巻あるとか言われたらそれだけで見に行くことをためらう。1巻でも結局未履修で、世界観とキャラの名前と見た目だけWikipediaと公式HPとかでざっとさらって見に行くことが多い。それでなんとかなってる。

大抵の作品は冒頭説明から入ってくれるので大変助かってます。ありがとうございます。

歌舞伎は様式美なので、最初からネタバレ読んで興味のある作品を観に行っている。

  • 一話完結が好き。

同上。話が続いている場合、前回のおさらい的なものがあると大変ありがたい。気になるところで次作に続く!みたいな締められ方を予告無くされた時が一番困る。

  • 性癖にグッとくるキャラクターがいる。

いわゆるキャラ萌え。設定なり見た目なり物語への関わり方なり、素敵!と思うポイントの合計値が高いキャラが1人でもいた場合、多少ストーリーに納得がいっていなくても楽しめる。追いチケした経験もある。

  • 作品の評価が観劇当日の自分の精神状況にめちゃくちゃ左右される。

これは傾向というより自分への戒めとして。大抵精神的に辛い時に見た作品は、平時の5倍くらい美化された記憶として残ってしまっている気がする。

 

私の今までの観劇録を分類すると、

  • いくら積んでもいいからもう一度見たい 1割
  • もう見られなくても心残りはないけどまたやるなら行こうかな 5割
  • 見なくてもよかったけどいい勉強になった 3割
  • 見なくてよかった/2度と見たくない 1割

になると分析している。

この、どちらかといえば悪いにあたる3割の作品にも褒めるところがあるように、どちらかといえば良いにあたる5割の作品それぞれにも私の中では納得してない、理解が及ばなかった部分が大抵ある。何なら、良いに当たる1割の作品のうち100%褒められる作品も数えるぐらいしかない。

Twitterで舞台の感想を検索すると皆基本的に良いことしか書いてない。匿名であって匿名でない鍵なしアカウントだとそりゃそうだろうなと思う。思いつつ、「本当に皆さん100%満足しているんですか?本当に?」という気持ちもある。

皆理解できているのに私の読解力が、理解力が足りなくて解釈できないのは申し訳ないなとも思うけど、制作側の伝え方ももう少しなんとかならなかった?と責任転嫁したくなってしまう。

だから、しっかりした観劇録の形をとった場合、私はどんなに満足した作品でもだいたい一言文句を言っているような状態になってしまい、間違えて投稿に目を通してしまった方の気分を害する可能性がある。なので、ここでは断片的な感想を述べるにとどめたいと思う。

 

推しはいない

今、推しはいない。昔はいた。

今も好きな俳優さんは何人かいるのでその人の出演作は一応一回は行くかなというレベル。

それって推してるんじゃないの?と他人の事だったら私も思う気がするけど、私が自ら推しと呼ぶ人は今いません。

この辺の話は別の投稿で書く。

 

守備範囲が非常に狭く、かつ穿った見方しかできないオタクです。

すぐネガティブなことを書いてしまうので、なるべくポジティブにいきたい。